院長あいさつ

成田富里徳洲会病院 院長
荻野 秀光

当院は、平成27年9月に開院し、7年目を迎えました。
グループの理念である「生命だけは平等だ」の理念の下、救急医療の充実などで地域医療のセーフティーネットの役割を担うべく努力しています。

当院は、320列CT、MRI装置、RI装置(核医学検査)などの検査機器とハイブリッド手術室、内視鏡手術装置、ダヴィンチ(手術支援ロボット)、ツリウムレーザーなどの最新治療機器を備えており、この地域の救急医療の担い手としての役割を果たし、さらなる救急診療体制の充実や予防医療、回復期リハビリテーション、慢性医療、介護・福祉など医療福祉全般を拡充することで地域の皆さまが安心して暮らせる社会に貢献できるように、「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会」を目指して、職員一同日々精進してまいります。

二次救急医療機関として

医師会の先生方が行われている夜間休日診療は救急医療の根幹・地域住民のセーフティーネットであり、 地域住民が最も頼りにされていると思います。また、印旛地域には救急医療で有名な大学病院と赤十字病院という2つの3次救急医療機関が存在します。しかしながら、救急搬送のほとんどを占める二次救急対象患者の医療機関が不足している現状がありました。われわれは人員の拡充に努め地域住民から信頼される二次救急医療機関を目指します。

健診・人間ドックに関して

今後は病気を未然に発見して予防する予防医学が大きな役割を持つようになると考えられます。当院では320列の最新型のCTを導入してされています。このCTを用いると従来は侵襲を伴う心臓カテーテル検査でしか診断できなかった冠動脈の狭窄所見を容易に見つけることが可能です。当院では320列CTによる心臓ドックを施行し狭心症・心筋梗塞の早期発見・早期治療を目指します。また、肺がんや脳卒中につながる脳血管病変を高性能CTやMRIで早期発見する肺ドックや脳ドックにも力を入れていきます。

低侵襲治療に関して

外科手術も昔とは様変わりしました。小さい穴をあけて内視鏡を体腔内に入れて手術を行う内視鏡外科手術が広く普及し多くの外科手術が短期間の入院で行えるようになっています。私の専門である消化器外科領域でも胆嚢切除に始まった腹腔鏡手術は胃癌・大腸癌・食道癌では当たり前となり、肝臓や膵臓手術まで対象になってきています。また、インターベンション治療といって、心臓、血管、肝臓、脳、消化器、泌尿器などの病気に対して、カテーテル(直径2~3mm程度のチューブ)を皮膚に開けた穴から血管に挿入して行う治療法が普及してきました。従来は手術で大きく切開しないと治療できなかった病気がこのような低侵襲治療で治せる時代になっています。当病院では、このような低侵襲治療を安全に実施できる医師を集めて最先端の医療を地域の皆様に提供して参ります。