〒286-0201 千葉県富里市日吉台1-1-1

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診療科・部門のご紹介

整形外科

診療内容・特徴

整形外科では上下肢、頚椎以下体幹部の広範囲の疾患[上肢(肩・肘・手)、下肢(股・膝・足)、脊椎の疾患、その他上下肢外傷、骨折、骨粗鬆症など]を扱うため、より臨床に精通した医師による、正しい診断が大切であり、その診断のもとに、それに応じた適切な治療(効果の立証された治療法)を行っており、より効果的な治療が可能となります。

下肢の股、膝関節の老化により変形する変形性股関節、膝関節症は年齢とともに悪化しやすく、痛みの強い症例では、人工股・膝関節置換術により、痛みから解放された生活が可能となります。人工股、膝関節手術では、筋肉を出来るだけ侵襲しない低侵襲手術(MIS)を行っており、術後短期間のリハビリでの回復が期待できます。

高齢者で間歇性跛行(長時間連続歩行困難、起立持続困難)や臀部下肢痛の坐骨神経痛様症状を示す例は、腰部脊柱管狭窄症のよることが多く、内服、注射治療でよくならない例では、手術にて、症状を改善することが可能です。

高齢者では、ぎっくり腰のような痛みは脊椎圧迫骨折、骨盤脆弱性骨折であることが多く、急性の歩行時下肢付け根の痛みは、大腿骨、骨盤脆弱性骨折の可能性があり、X線像で不明な例も多く見逃されやすい疾患で、診断にはMRI、CTが有用です。両骨折とも当院では積極的に入院してもらっており、かつ回復期リハにて充分なリハビリが可能です。

70歳以上では肩から上腕の痛みは50肩ではなく、肩腱板断裂のことが多く見逃されやすい疾患で、関節造影、MRIによる診断が有用です。

また、高齢者に多い、大腿骨頸部・転子部骨折では早期手術で、翌日よりリハビリ訓練を開始し、受傷前の機能の回復に努めています。
膝の半月板断裂、十字靭帯断裂症例は、大学からの非常勤にて、鏡視下手術の機器での鏡視下手術で行なわれ、早期に退院できます。

ほかに、肩関節鏡、肩腱板断裂手術、いろいろな部位の骨折手術などが主なものです。

参考資料も載せていますので、参考にしてください(おもに医師向けの内容ですが一般に方もみられます)
一般整形分野に十分対応できる医師外来ですので、整形外科全般に気軽に紹介してください。

診療所・クリニックの先生方へ

変形性股関節症、変形性膝関節症にて手術する患者さまには、ほとんどの症例に出来るだけ筋肉損傷をさける低侵襲人工股、膝関節置換術を施行しています。
早期リハ、短期入院で回復できます。変形性股関節症、変形膝関節症にて、保存治療にて軽快せず、手術希望されている方がいましたら、ご紹介ください。

脆弱性骨折では脊椎圧迫骨折が代表的な疾患ですが、骨盤の脆弱性骨折も多く、明らかな原因のない例もあり、見逃されやすく腰痛,殿部痛、ソケイ部痛が持続、悪化する方、歩行困難などある方は精査にて、確定診断することが重要ですので、ご紹介ください。

大腿骨頸部、転子部骨折、脊椎圧迫骨折とも、救急にて対応し、入院加療が可能です。
大腿骨頸部、転子部骨折の早期手術も可能で、リハスタッフが充実しており、回復期リハビリ病棟での十分なリハビリも可能です。

参考資料も掲載します。おもに医師向け、一般の方も見れますので是非参考にしてください。

関節疾患

変形性股関節症大腿骨頭壊死症リウマチ性関節症
急速破壊型股関節症関節人工股関節置換術変形性膝関節症
関節リウマチ人工膝関節置換術人工関節手術について
MIS(最小侵襲手術)法について人工関節の合併症について

担当医のご紹介

吉峰 史博
  • 整形外科部長
  • 吉峰 史博(ヨシミネ フミヒロ)
役職 整形外科部長
専門分野 下肢(股関節外科、低侵襲人工股,膝関節置換術、大腿骨頸部、転子部骨折)肩関節腱板断裂、脆弱性不顕性骨折(脊椎、骨盤、下肢)、バイオメカニクス(人工股関節、骨盤脆弱性骨折、大腿骨近位端骨折)
資格・専門医 医学博士
日本整形外科学会整形外科専門医
日本リハ医学会認定臨床医
日本リウマチ財団登録医
所属学会 日本整形外科学会
日本リハ医学会
履歴 慶應義塾大学(1975年卒)
田村 誠
  • 部長
  • 田村 誠(タムラ マコト)
役職 部長
資格・専門医 日本整形外科学会整形外科専門医
所属学会 日本整形外科学会
履歴 金沢医科大学(2004年卒)
  • 非常勤医
  • 千葉 光裕(チバ ミツヒロ)
役職 非常勤医
履歴 筑波大学(2002年卒)
  • 非常勤医
  • 二木 康夫(ニキ ヤスオ)
役職 非常勤医
履歴 慶應義塾大学(1993年卒)
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